スイシャ小屋

ポケモンのこと置いておく

【SV シーズン12 最終817位/レート1927】チョッキランドとカミラッシャサイクル

 

  • 【はじめに】

お久しぶりですスイシャです。今回はシーズン3以来久々に真面目に取り組んで最終3桁を達成出来たので、今回構築を紹介させていただきます。



 

  • 【構築の経緯】

なかなか勝てない中、アーモンドさんのこちらの構築をX(旧Twitter)のFFさんより紹介していただき使っていたところ使い勝手がよくふと疑問に思った、ランドロスをチョッキにしたらどれくらい強いのだろうかを実行した構築です。

調整、並びはほとんど同じです。

 

  • 【個体紹介】

トドロクツキ

テラスタイプ:毒

性格:陽気→腕白

特性:古代活性

持ち物:ゴツゴツメット→ブーストエナジー

実数値:211(244)-160(4)-128(204)-×-122(4)-146(52)

技構成:叩き落とす/アクロバット/挑発/羽休め

 SV1番の好きなポケモントドロクツキ。

当初は構築記事の通り叩き落とす1ウェポンで使用していました。使っていてもう少しBを厚くしたアクロバット搭載したのを使用したくなり、試しに変えてみました。

オーガポン相手にはアクロバットのおかげでかなり強く出れたのですが、竜の舞で圧をかけたい場面もあり、良さは一長一短といった感じでした。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:電気

性格:臆病

特性:古代活性

持ち物:拘り眼鏡

実数値:149(148)-x-91(124)-168(100)-156(4)-189(132)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト/パワージェム

 構築の特殊エース枠。

調整は元の構築記事そのままで使用しました。サイクル後の〆として眼鏡ムーンフォースで倒していく姿が本当に頼りになりました。電気テラスのおかげで今流行りの電磁波ゲーによるストレス軽減や、スカーフサーフゴーに上からゴールドラッシュを打たれても大丈夫だったり本当に強かったです。

ランドロス(霊獣)

テラスタイプ:炎

性格:意地っ張り

特性:威嚇

持ち物:突撃チョッキ

実数値:191(212)-184(20)-115(36)-x-128(220)-114(20)

技構成:地震/蜻蛉返り/岩石封じ/テラバースト

 構築の特殊受け枠。

当初は慎重、オボンのみで使用していましたが火力を上げつつ特殊を受けられる手段がないかを模索していた時に、チョッキを持たせるのはどうだろうと思い採用しました。

とにかく硬く、眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを確定3発、ガチグマのブラッドムーン→ハイパーボイスを確定耐えなど本当に頼りになりましま。

意地っ張りのお陰で無補正252振り130族のポケモンより火力を出せたので火力と耐久の両立ができるとても強いポケモンでした。

ステロを撒きたくなる場面も多々あり、チョッキを着ながらステロを撒きたいなんても思いましたね。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ:フェアリー

性格:腕白

特性:天然

持ち物:食べ残し

実数値:257(252)-120-176(196)-×-93(60)-55

技構成:ウェーブタックル/欠伸/守る/眠る

構築の物理受け枠。

調整は元の構築記事のままです。

ヘイラッシャのような受けポケモンには苦手意識があり、使うのを避けてきましたがめっちゃ強かったです。

シンプルに耐久力が高く、天然のおかげで積まれても影響がない、欠伸で流せるなど何で今まで使わなかったのかといったレベルでした。

受けポケモンながら地味に火力があり、最初は受けポケモンに反動技ってどうなの?と思っていましたが、ウェーブタックルは火力も出せて本当に強かったです。

 

オーガポン

テラスタイプ:水

性格:意地っ張り

特性:貯水→面影宿し

持ち物:いどのめん

実数値:187(252)-168(100)-116(92)-x-117(4)-138(60)

技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/身代わり/宿木のたね

調整は元の構築記事のままです。

個人的には1番使用が難しい枠でした。選出した試合の勝率が恐らく1割くらいでガチグマやウーラオス(水)に強く出られるはずでしたが自分の使い方が悪く、明確に強かったとはなりませんでした。

宿木の種を蒔いて後のポケモンの耐久をサポートできるのは強かったです。

この枠はちょっと考えたい枠ですね。

 

テツノドクガ

テラスタイプ:毒

性格:控えめ

特性:クォークチャージ

持ち物:黒いヘドロ

実数値:177(172)-x-99(148)-176-130-154(188)

技構成:炎の舞/アシッドボム/サイコキネシス/身代わり

調整は元の構築記事のままです。

受けループやチオンドヒドに投げる枠としてでしたが、身代わり+耐久を下げるアシッドボムの相性が良くとても使い勝手が良いと思いました。

受けループにはこいつのお陰でほぼ負けなかったです。

C無振りでもかなりの火力が出せますし、炎の舞でC上昇を引けば一体で全てを終わらせられたので裏のエースとして活躍しました。

 

  • 【基本選出】

1.ランドロス+ハバタクカミ+ヘイラッシャ

 これが1番多かったです。サイクル回して相手を削りつつハバタクカミで詰めていく基本の選出でしたが、シンプルに強かったです。

2.トドロクツキ+テツノドクガ+@1

受けループやチオンドヒドにはこの選出でした。トドロクツキで挑発で補助技を封じつつ、テツノドクガで倒すといった流れでした。

 

1.ガチグマ

火力、耐久が高く、型もチョッキや欠伸、月の光で粘ってくるなど対処が本当に上手くいかなかったです。ブラッドムーンにしんがんは強すぎますね。 

2.ママンボウ

本当に勝てなかったです。クイックターン+再生力が厄介でした。選出次第でもうちょっとなんとかできた気がするのでシンプルに選出が下手だった可能性はありますね。

  • 【最後に】

 ここまで読んでいただきありがとうございました。今期序盤はマスボ級に上がるのすら沼にハマってしまい本当にもう無理だと思いましたが、XのFFさんには本当に感謝感謝です。

スペースなどでお話ししながらランクマッチをできたのがモチベーションの維持に繋がったのでその方達にも本当に感謝したいです。

また疲れてしまったのでレイド探しや色厳選、オシャボ集めに戻りますが、また気が向いたらランクマッチをやりたいと思います。

オリジナルでレート2000を達成感した構築もあるのでこちらもよろしければご覧ください。

それでは、失礼します。

【SV シーズン6 最終5000位台】役割論理やってみた記録

【はじめに】

お久しぶりですスイシャです。大した結果ではないですが今回役割論理構築を使って久々に最終4桁には残れたので構築記事を投稿しようと思います。

【構築の経緯】

役割論理構築を使いたいと思い、バンギラスギャラドスを真っ先に採用。物理の高火力アタッカーとしてイダイナキバ、特殊の高火力アタッカーとしてイーユイを採用。そこに特殊を受けられキノコの胞子や宿木の種を透かせるヌメルゴンと高耐久かつアタッカー型が読まれにくいチオンジェンを採用し、今回の構築が完成しました。

【そもそも役割論理とは】

ここまで書きましたがそもそも役割論理が何かわからない方もいらっしゃると思うので少し説明させていただきます。

役割論理とはダメージレースの中で高火力技で相手のサイクルを崩壊させて勝利を狙うがコンセプトの戦術です。

その為、火炎放射や波乗りの命中安定技よりも大文字やハイドロポンプといった高火力技の採用は必須、性格は火力を上げる為に意地っ張り、勇敢、控えめ、冷静の四つ以外の採用は許されません。

努力値の振り方はサイクル戦の中で耐久が足りなくなってはいけない為、基本的にHAやHC、役割対象によってAB振りやCD振りとなりSに努力値を振ることは極限に優先度が低いです。

使用可能なアイテムも火力を重視する為、拘り鉢巻、拘り眼鏡、命の珠を筆頭に達人の帯やメタルコートなどのタイプ技の威力を上げるアイテムのみが許されています。

サイクル戦を学ぶ観点では非常に良い戦術だと思いますね。

【個体紹介】

イーユイ



テラスタイプ:炎

性格:控えめ

特性:災いの玉

持ち物:拘り眼鏡

実数値:162(252)-x-101(4)-205(252↑)-140-120

技構成:オーバーヒート/悪の波動/サイコキネシス/バークアウト

特性と拘り眼鏡が合わさった超高火力オーバーヒートが魅力の構築の特殊エース。

炎テラスを切ることで半減でも一撃で倒してしまうことがあった為、まさに役割論理の考えに相応しいポケモンだと思いました。

オーバーヒート以外の技を打つ機会はあまりありませんでしたが技枠が余って採用したバークアウトは音技の為身代わり貫通で攻撃できるのが活きた場面もあり採用してよかったと思います。

 

イダイナキバ

テラスタイプ:フェアリー

性格:意地っ張り

特性:古代活性

持ち物:拘り鉢巻

実数値:221(244)-201(252↑)-153(12)-x-73-107

技構成:インファイト/ぶちかまし/じゃれつく/アイススピナー

高いAの種族値と一致技の威力がどちらも120ある構築の物理エース。

強い論者の方がフェアリーテラスで使っていたため真似してみたがじゃれつくをタイプ一致にできるのが重たいコノヨザルに対抗できて強かったです。

Bの種族値も高い為、H振りするだけでも対物理ポケモンへ役割遂行がしやすく、天敵カイリューに強いのも魅力でした。

 

ギャラドス

テラスタイプ:地面

性格:意地っ張り

特性:威嚇

持ち物:ゴツゴツメット

実数値:202(252)-194(252↑)-100(4)-x-120-101

技構成:アクアテール/地震/ストーンエッジ/氷の牙

構築の物理受け兼地面の一貫を切る枠。

役割論理を代表するポケモンと言っても過言ではないギャラドスですが、威嚇を込みの物理耐久に加えて最低限の特殊耐久、火力を兼ね備えており非常に扱いやすいヤケモンだと思いました。

バンギラスやイーユイがパーティにいる関係上パオジアンから格闘技が来る場面が多く、ギャラドスを後投げすることが多かったです。

パオジアン対面は電気テラスタルで倒されるか電気テラスタルを透かそうと地面テラスタルを切ると氷柱落としで倒されたりと選択が非常に難しい対面だと感じました。

 

バンギラス

テラスタイプ:岩

性格:意地っ張り

特性:砂起こし

持ち物:突撃チョッキ

実数値:207(252)-204(252↑)-130-x-121(4)-81

技構成:ロックブラスト/ストーンエッジ/噛み砕く/地震

構築の特殊受け物理アタッカー枠。

ラスタルとの相性が悪く弱いと言われがちなバンギラスですが、砂起こしによる特防1.5倍に加えて突撃チョッキを着た時の特殊耐久は凄まじく、構築的に重くなりがちなハバタクカミのムーンフォースならば確定3発にできる他、臆病C252振りテツノツツミのハイドロポンプも確定3発にできるため特殊アタッカーキラーとしてかなり強かったです。

砂のスリップダメージによる襷潰しも優秀で先制技がない役割論理においてはかなり重宝しました。

本来役割論理で突撃チョッキは一部ポケモン(今作はハラバリーのみ)にしか許されていない為、このバンギラスは異教徒型ということになります。

 

ヌメルゴン

テラスタイプ:水

性格:控えめ

特性:草食

持ち物:命の珠

実数値:197(252)-x-91(4)-178(252↑)-170-100

技構成:りゅうせいぐん/だいもんじ/ハイドロポンプ/ヘドロ爆弾

構築の特殊受け兼特殊アタッカー兼草技対策枠。

物理相手は苦手なものの圧倒的特殊耐久によってイーユイやサーフゴーに対して抑止力になっていたのが強かったです。

特性が草食な為、水テラスすることで実質電気タイプのみが弱点となり、電気技は特殊技が多いことから相性が非常によかったと思います。

キノコの胞子や宿木の種を透かせるのも構築にとっては貴重な存在でした。

 

チオンジェン

テラスタイプ:炎

性格:冷静

特性:災のお札

持ち物:キセキの種

実数値:191(244)-107(12)-120-161(252↑)-155-81 (↓)

技構成:リーフストーム/悪の波動/叩き落とす/テラバースト

構築の便利屋枠。

Hに振るだけでかなりの耐久になる為、出し負けで困った時は後投げしていました。

宿木耐久型のイメージが強いからか、リーフストームや悪の波動で予想外の火力で相手のサイクル崩しもできて強かったです。

叩き落とすと悪の波動を両採用することでリーフストームで特攻が下がった後にも叩き落とすで仕事をすることができてこの両採用も良かったと思います。

 

【基本選出】

受け+拘り系+@1の選出をしていました。

例:ギャラドス+イーユイ+バンギラス

 

【苦手なポケモン、構築】

 

マスカーニャ

技範囲が広い為、受けるの難しかったです。

変幻自在でタイプが変わるのも攻める時に難しさを感じました。

 

ハバタクカミ

等倍範囲が広い為、受けるのが難しかったです。

バンギラスと上手く対面させれば処理は楽でした。

 

ミミッキュ

ハバタクカミと同じタイプながら積まれなければ火力はない為、受けが難しいことは少なかったですが化けの皮の行動保証に苦労しました。

 

受けループ

基本的に勝てないので必然力でマッチングしないのが対策です。

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございました。

最終4桁なので本当に結果を残したわけではないですが目標は達成できたので良かったです。

モチベが上がれば最終3桁目指したいと思います。

前に書いた記事も宜しければご覧ください。

https://suwisha1123.hatenablog.jp/entry/2023/03/01/224433

 

ゼブライカについての感想文

  • 【はじめに】

どうもスイシャです。

突然ですが今回はポケモンSVダウンロードコンテンツ藍の円盤で内定を果たし、Twitterのトレンド入りを果たした大人気ポケモンゼブライカについて感想文を書いていこうと思います。

まずはゼブライカについて少しお話していきます。

ゼブライカポケットモンスターブラック・ホワイトにて登場した電気タイプのポケモンでシママの進化系ポケモンです。

シママはわりと序盤の草むらに登場するため進化させてゼブライカを使っていた人や、

カミツレゼブライカに翻弄された経験があるのではないでしょうか。

続いてはゼブライカの性能についてです。

種族値はH75-A100-B63-C80-D63-S116

Hの種族値はあの耐久型ポケモンの代表格ナットレイよりも高く、Aの種族値は大人気ポケモンフライゴンと同じ、B,Dの種族値メガアブソルよりも高く、Cの種族値は環境トップガブリアスと同じ、Sの種族値は準伝説ポケモンライコウより高いという素晴らしいポケモンなのです。

特性は避雷針と電気エンジン。隠れ特性として草食があります。

よく使われていた特性はおそらく草食で、続いて避雷針と言ったところでしょうか。

電気タイプのポケモンながらニトロチャージやオーバーヒートと炎技を扱えるのが特徴です。

今回は6世代(ORAS時代)と7世代(SM初期)までで対戦において自分が使っていたゼブライカについて語ります。

6世代は草食を活かしてキノガッサに対して有利に立ち回れる!と思いきや、岩石封じ→マッハパンチで倒されてしまうため初手にきのこの胞子を打たれない限りむしろ不利まであるという難しさでした。

同タイプかつ炎技を扱えてメガシンカまで貰ったライボルトという強力なライバルがいたため、アタッカーとしての運用はライボルトの劣化になってしまうことが多く、食べ残しを持たせてどくどく身代わりでじわじわ倒す型や、光の粉を持たせてフラッシュを連打する起点作成型の方がまだ活躍の機会はあったように思います。

フラッシュで相手の命中率を下げてメガボーマンダで竜の舞の起点にするゼブマンダ構築はまあまあ強かったですね。(メガマンダが強いだけ)

 

次に7世代です。とは言え7世代はシーズン2以降ガチ対戦から離れてしまったため少ない期間でのお話にはなります。

Z技習得により草食+飛行Zによる対草タイプポケモンへの性能が大幅に向上し、6世代では絶対に勝つことの出来なかったメガフシギバナに勝てるようになったり、モロバレルカプ・ブルルに対しても勝てるようになり草食ゼブライカの使い勝手が大幅に向上しました。

当時かなりの数居たテッカグヤにも地味に強く、宿木の種を草食で吸収して一方的に倒す事ができたのも良かったですね。(地震持ちはきつい)

このシーズンでは最高レート1956まで到達することができ、レート2000が見えるところまで行けたのはとても良かったです。(取り巻きが強かった説もある)

USUMでは新たにけたぐりを取得し、今まで格闘技がにどげりだけという貧弱さから大幅に強化されました。

今まで何も出来なかったマンムーに対して抗えるようになったのが大きかったですね。

正直SM時代に習得していればレート2000に到達できたと思うので、ちょっと遅かったですね。

以上が自分が対戦で使ったゼブライカのお話です。

ラスタルが登場した今作においてゼブライカがどうなるのか予想を書いていこうと思います。

まずテラスタイプの候補は火力の無い一致技の火力をあげる電気、草食発動から草タイプに有利をとれる飛行、炎技の火力をあげる炎、避雷針、草食2つの特性と相性が良い水の4つが今のところ候補かなと思います。

個人的には飛行テラスタルが良いかなと思います。草食から草タイプに有利を取れるのも強いのですが、飛行タイプに飛んでくる電気技を避雷針や電気エンジンで吸収することができるので、最もゼブライカの特性を活かせるタイプなのではないかなと思います。

対戦環境的にはパラドックスポケモンの登場でSラインがインフレしてしまっているため、S116があっても耐久力の低さが大きく足を引っ張るのではないでしょうか。

キリキザンが進化したんだしゼブライカが進化してくれともいいんですがね。

  • 【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございました。剣盾ではリストラされてしまったゼブライカですが、ようやくSwitchにも登場してくれてとても嬉しかったですね。まだまだ先にはなるので、今後どうなるかはわかりませんが楽しみに待ちたいと思います。

ゼブライカの進化かパラドックスゼブライカに期待!

 

【SV シーズン3 最終465位/レート2043】鉢巻トドロクツキとミトムハッサムとんボルサイクル(時々にほんばれサケブシッポ)

  • 【はじめに】

初めましてスイシャと申します。剣盾終盤ポケモンに復帰してから初めて最終3桁、レート2000を越えることが出来たので、今回構築を紹介させていただきます。

 

  • 【構築の経緯】


トドロクツキを見た時に絶対にこのポケモンを使いたいと思いスタート。

当初は晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストを楽しみたかった為、晴れ要員としてコータスを採用。

しかし、コータスは読まれやすく強さを感じなかった為、日本晴れサケブシッポに変更。

トドロクツキが蜻蛉返りを使えるため対面操作による有利展開を維持をするためにボルトチェンジを使えるロトム(水)とタイプ一致で蜻蛉返りを使えるハッサムを採用。

残りは蜻蛉返りを使える物理受けとしてアーマーガア、特殊アタッカーとして強そうなハバタクカミを採用。

  • 【コンセプト】

当初はサケブシッポによる日本晴れで晴れを展開し、晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストを楽しむ。

4桁前半以降はとんボルチェンによるサイクルで相手に負荷をかけて鉢巻トドロクツキで全抜きを狙う。

  • 【個体紹介】

トドロクツキ

テラスタイプ:炎

性格:陽気→意地っ張り

特性:古代活性

持ち物:拘り鉢巻

実数値:183(20)-203(204↑)-96(36)-×-122(4)-170(244)

技構成:テラバースト/蜻蛉返り/地獄づき/逆鱗

 構築のエース枠で選出率は8割以上でした。

初手に出して蜻蛉返り、終盤の高火力による全抜きと非常に活躍しました。

ポケモンホームでの採用技ランキングで蜻蛉返りが圏外、ブーストエナジー飛行テラスアクロバット型が主流のためか蜻蛉返り、炎テラスどちらも読まれにくくとても通しやすかったです。

当初は陽気ASぶっぱでの採用でしたが環境に多いハバタクカミやテツノツツミは最速でも上を取れず、テツノドクガも最速よりも耐久に振られた型に当たる事が多く最速にするメリットを感じなかった為、それならば火力を上げつつ心許ない物理耐久に少し回せたらと思い今回の調整になりました。

特に何かを意識した調整ではないですが残りHPが少ない状態でも影撃ちやバレパンなどの低威力先制技を耐えられたので、意味はあったと思います。

Twitterでは弱い、カイリューでよくない?などよく見かけましたが、A139,S119から蜻蛉返りを使えるのがカイリューにはない魅力だと僕は思います。

晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストについてですが、陽気でもH252セグレイブくらいなら確定1発なので非常にロマンがあると思いました。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

性格:臆病→控えめ

特性:古代活性

持ち物:気合いの襷→拘り眼鏡

実数値:135(36)-x-98(180)-203(236↑)-156(4)-162(52)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック

 構築の特殊エース枠。

トドロクツキが辛い物理受けポケモンへの対抗で採用しましたがとんボルサイクルで削ればトドロクツキでも十分突破できあまり出番はありませんでした。

当初は臆病CSぶっぱでの使用でしたが火力が微妙、心許ない物理耐久、同速ゲー時の運負け感を減らしたいと考え、性格を控えめに変更し今の調整にしました。

Bにかなり厚く振ることで意地っ張りカイリュー地震+アクアジェットを耐えたりこちらがフェアリーテラスタルした際にノーマルテラスカイリューの神速を安定して耐えたりとかなり使い勝手がよくなりました。

火力も眼鏡+フェアリーテラスタルで受けを許さない高火力を出せました。

古代活性を合わせる事で受けループを強引に突破する火力は本当に凄まじかったです。

Sは準速テツノドクガ抜きまで振りましたが、活きたかは正直微妙なのでHかBに回して耐久を上げた方が良いと思いました。 

 

ロトム(水)

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:浮遊

持ち物:突撃チョッキ

実数値:157(252)-x-128(4)-172(252↑)-127-106

技構成:ボルトチェンジ/10万ボルト/ハイドロポンプ/テラバースト

 構築のボルトチェンジ枠。

サイクルの中で特殊ポケモンに対して受け出し回数を増やす為に突撃チョッキを持たせました。

チョッキを持たせた事でテツノツツミのハイドロポンプ+フリーズドライに対して安定して受け出せるのが強かったです。

最低限の火力がある為、トドロクツキが苦手な物理受けポケモンに削りを入れる役割もSに振らない事で後攻ボルトチェンジを撃つ事ができ有利展開を作りやすかったのもよかったです。

ハイドロポンプをとてもよく当ててくれるスーパー自覚の持ち主でした。

 

ハッサム

テラスタイプ:水

性格:意地っ張り

特性:テクニシャン

持ち物:防塵ゴーグル→隠密マント

実数値:175(236)-200(252↑)-120-×-102(12)-85

技構成:蜻蛉返り/バレットパンチ/インファイト/泥棒

 構築の蜻蛉返り枠。

耐性が優秀かつタイプ一致で蜻蛉返りを使えるのがとても強かったです。

素早さがあまり高くない為、後攻蜻蛉返りによる対面操作や先制技による襷ポケモンの掃除など非常に使い勝手が良かったです。

当初はキノガッサ対策で防塵ゴーグルを持たせていましたがトドロクツキ、ロトムと同時選出した際キョジオーンに苦しめられる事が多く、申し訳程度の対策で隠密マントに変えました。

しかし、お陰でキョジオーンが塩漬け後に地割れか交代してくる事が多く、蜻蛉返りからのロトムバック、ロトムボルトチェンジで負荷をかけるの動きができ、キョジオーンに苦しまなくなった為結果的に大正解でした。

あまりテラスタルを切る場面はありませんでしたが水テラスによってテツノドクガを返り討ちに出来たのでテラスタイプは水で正解だったと思います。

 

アーマーガア

テラスタイプ:格闘→飛行

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

持ち物:ゴツゴツメット→防塵ゴーグル

実数値:205(252)-107-172(252↑)-x-106(4)-87

技構成:アイアンヘッド/蜻蛉返り/挑発/羽休め

 構築の物理受け兼裏蜻蛉返り枠。

飛行鋼とタイプに加え挑発、羽休めと補助技も充実していて非常に使いやすい受けポケモンでした。

キノガッサがいる場合はハッサムではなくこちらを選出し、蜻蛉返りによる対面操作の役割を持たせました。

ハバタクカミやミミッキュなどのフェアリータイプに抗うべ格闘ボディプレス型からアイアンヘッドに変更しましたがドドゲザンの処理が少し大変になったの、技スペースを増やしてほしいポケモンでした。

 

サケブシッポ 

テラスタイプ:フェアリー

性格:図太い

特性:古代活性

持ち物:暑い岩

実数値:221(244)-x-163(236↑)-85-135-135(28)

技構成:日本晴れ/ステルスロック/滅びの歌/マジカルシャイン

 構築の晴れ始動枠。

序盤は初手トドロクツキ蜻蛉返りから出して、滅びの歌→ステルスロック→日本晴れの順番で技を選択、起点になるのを防ぎつつ晴れを展開する動きでトドロクツキの全抜きをサポートしてくれました。

しかし、4桁前半以降は晴れ展開よりもとんボルサイクルの方が勝率がよく、ほぼ選出機会がなくなって完全に置物になってしまいました。

ポケモンホームの技ランキングで日本晴れは圏外なのであまり読まれかったのは強いと思います。

  • 【基本選出】

1.トドロクツキ+ロトム+ハッサム

 これが1番多かったです。とんボルチェンで削りながらミトムとハッサムの補完もよく削れた相手に対してトドロクツキを通しやすい動きができました。

2.トドロクツキ+ロトム+アーマーガア

 キノガッサモロバレルがいる場合はこの選出でした。動きは基本選出1とそこまで変わりませんでした。

3.トドロクツキ+サケブシッポ+@1

 晴れ展開でゴリ押ししたい場合の基本選出。

4.サケブシッポ +ハバタクカミ+@1

 ハバタクカミでゴリ押したい場合はこちらの選出。受けループは基本この選出と考えていました。

1.受けループ

 全く対策をしていないため火力でゴリ押すしかなく、日本晴れが切れると押し切れないなど問題しかありませんでした。2回しか当たらなかったのは幸運でした。

2.壁からのアシパクエスパトラ

 こちらもほぼ対策がない為、壁を貼られたら途端に辛く、クエスパトラの起点にされてしまう事が多かったです。ハッサムに瓦割りを仕込みたい気持ちもありましたがインファイトの火力も切れず難しい選択でした。

3.パーモット

 構築にパーモットより早いポケモンが居ない為、ほっぺすりすりで1匹麻痺にされ機能が止まる、電気テラスタル電光総撃連打されサイクル壊滅など非常に辛かったです。

 他にも辛いと感じる場面はありましたが特に辛かったのは上記の3つでした。

  • 【最後に】

 ここまで読んでいただきありがとうございました。構築的にはもっと勝てそうな気がしましたが、自分のプレイングスキルではここが限界だと思いました。久々のガチ対戦で精神的に疲れたので、来シーズンはオシャボ集めや色違い集めに戻って対戦は気楽にやって行こうと思います。

トドロクツキは強い。