スイシャ小屋

ポケモンのこと置いておく

【SV シーズン3 最終465位/レート2043】鉢巻トドロクツキとミトムハッサムとんボルサイクル(時々にほんばれサケブシッポ)

  • 【はじめに】

初めましてスイシャと申します。剣盾終盤ポケモンに復帰してから初めて最終3桁、レート2000を越えることが出来たので、今回構築を紹介させていただきます。

 

  • 【構築の経緯】


トドロクツキを見た時に絶対にこのポケモンを使いたいと思いスタート。

当初は晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストを楽しみたかった為、晴れ要員としてコータスを採用。

しかし、コータスは読まれやすく強さを感じなかった為、日本晴れサケブシッポに変更。

トドロクツキが蜻蛉返りを使えるため対面操作による有利展開を維持をするためにボルトチェンジを使えるロトム(水)とタイプ一致で蜻蛉返りを使えるハッサムを採用。

残りは蜻蛉返りを使える物理受けとしてアーマーガア、特殊アタッカーとして強そうなハバタクカミを採用。

  • 【コンセプト】

当初はサケブシッポによる日本晴れで晴れを展開し、晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストを楽しむ。

4桁前半以降はとんボルチェンによるサイクルで相手に負荷をかけて鉢巻トドロクツキで全抜きを狙う。

  • 【個体紹介】

トドロクツキ

テラスタイプ:炎

性格:陽気→意地っ張り

特性:古代活性

持ち物:拘り鉢巻

実数値:183(20)-203(204↑)-96(36)-×-122(4)-170(244)

技構成:テラバースト/蜻蛉返り/地獄づき/逆鱗

 構築のエース枠で選出率は8割以上でした。

初手に出して蜻蛉返り、終盤の高火力による全抜きと非常に活躍しました。

ポケモンホームでの採用技ランキングで蜻蛉返りが圏外、ブーストエナジー飛行テラスアクロバット型が主流のためか蜻蛉返り、炎テラスどちらも読まれにくくとても通しやすかったです。

当初は陽気ASぶっぱでの採用でしたが環境に多いハバタクカミやテツノツツミは最速でも上を取れず、テツノドクガも最速よりも耐久に振られた型に当たる事が多く最速にするメリットを感じなかった為、それならば火力を上げつつ心許ない物理耐久に少し回せたらと思い今回の調整になりました。

特に何かを意識した調整ではないですが残りHPが少ない状態でも影撃ちやバレパンなどの低威力先制技を耐えられたので、意味はあったと思います。

Twitterでは弱い、カイリューでよくない?などよく見かけましたが、A139,S119から蜻蛉返りを使えるのがカイリューにはない魅力だと僕は思います。

晴れ古代活性鉢巻炎テラバーストについてですが、陽気でもH252セグレイブくらいなら確定1発なので非常にロマンがあると思いました。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

性格:臆病→控えめ

特性:古代活性

持ち物:気合いの襷→拘り眼鏡

実数値:135(36)-x-98(180)-203(236↑)-156(4)-162(52)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック

 構築の特殊エース枠。

トドロクツキが辛い物理受けポケモンへの対抗で採用しましたがとんボルサイクルで削ればトドロクツキでも十分突破できあまり出番はありませんでした。

当初は臆病CSぶっぱでの使用でしたが火力が微妙、心許ない物理耐久、同速ゲー時の運負け感を減らしたいと考え、性格を控えめに変更し今の調整にしました。

Bにかなり厚く振ることで意地っ張りカイリュー地震+アクアジェットを耐えたりこちらがフェアリーテラスタルした際にノーマルテラスカイリューの神速を安定して耐えたりとかなり使い勝手がよくなりました。

火力も眼鏡+フェアリーテラスタルで受けを許さない高火力を出せました。

古代活性を合わせる事で受けループを強引に突破する火力は本当に凄まじかったです。

Sは準速テツノドクガ抜きまで振りましたが、活きたかは正直微妙なのでHかBに回して耐久を上げた方が良いと思いました。 

 

ロトム(水)

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:浮遊

持ち物:突撃チョッキ

実数値:157(252)-x-128(4)-172(252↑)-127-106

技構成:ボルトチェンジ/10万ボルト/ハイドロポンプ/テラバースト

 構築のボルトチェンジ枠。

サイクルの中で特殊ポケモンに対して受け出し回数を増やす為に突撃チョッキを持たせました。

チョッキを持たせた事でテツノツツミのハイドロポンプ+フリーズドライに対して安定して受け出せるのが強かったです。

最低限の火力がある為、トドロクツキが苦手な物理受けポケモンに削りを入れる役割もSに振らない事で後攻ボルトチェンジを撃つ事ができ有利展開を作りやすかったのもよかったです。

ハイドロポンプをとてもよく当ててくれるスーパー自覚の持ち主でした。

 

ハッサム

テラスタイプ:水

性格:意地っ張り

特性:テクニシャン

持ち物:防塵ゴーグル→隠密マント

実数値:175(236)-200(252↑)-120-×-102(12)-85

技構成:蜻蛉返り/バレットパンチ/インファイト/泥棒

 構築の蜻蛉返り枠。

耐性が優秀かつタイプ一致で蜻蛉返りを使えるのがとても強かったです。

素早さがあまり高くない為、後攻蜻蛉返りによる対面操作や先制技による襷ポケモンの掃除など非常に使い勝手が良かったです。

当初はキノガッサ対策で防塵ゴーグルを持たせていましたがトドロクツキ、ロトムと同時選出した際キョジオーンに苦しめられる事が多く、申し訳程度の対策で隠密マントに変えました。

しかし、お陰でキョジオーンが塩漬け後に地割れか交代してくる事が多く、蜻蛉返りからのロトムバック、ロトムボルトチェンジで負荷をかけるの動きができ、キョジオーンに苦しまなくなった為結果的に大正解でした。

あまりテラスタルを切る場面はありませんでしたが水テラスによってテツノドクガを返り討ちに出来たのでテラスタイプは水で正解だったと思います。

 

アーマーガア

テラスタイプ:格闘→飛行

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

持ち物:ゴツゴツメット→防塵ゴーグル

実数値:205(252)-107-172(252↑)-x-106(4)-87

技構成:アイアンヘッド/蜻蛉返り/挑発/羽休め

 構築の物理受け兼裏蜻蛉返り枠。

飛行鋼とタイプに加え挑発、羽休めと補助技も充実していて非常に使いやすい受けポケモンでした。

キノガッサがいる場合はハッサムではなくこちらを選出し、蜻蛉返りによる対面操作の役割を持たせました。

ハバタクカミやミミッキュなどのフェアリータイプに抗うべ格闘ボディプレス型からアイアンヘッドに変更しましたがドドゲザンの処理が少し大変になったの、技スペースを増やしてほしいポケモンでした。

 

サケブシッポ 

テラスタイプ:フェアリー

性格:図太い

特性:古代活性

持ち物:暑い岩

実数値:221(244)-x-163(236↑)-85-135-135(28)

技構成:日本晴れ/ステルスロック/滅びの歌/マジカルシャイン

 構築の晴れ始動枠。

序盤は初手トドロクツキ蜻蛉返りから出して、滅びの歌→ステルスロック→日本晴れの順番で技を選択、起点になるのを防ぎつつ晴れを展開する動きでトドロクツキの全抜きをサポートしてくれました。

しかし、4桁前半以降は晴れ展開よりもとんボルサイクルの方が勝率がよく、ほぼ選出機会がなくなって完全に置物になってしまいました。

ポケモンホームの技ランキングで日本晴れは圏外なのであまり読まれかったのは強いと思います。

  • 【基本選出】

1.トドロクツキ+ロトム+ハッサム

 これが1番多かったです。とんボルチェンで削りながらミトムとハッサムの補完もよく削れた相手に対してトドロクツキを通しやすい動きができました。

2.トドロクツキ+ロトム+アーマーガア

 キノガッサモロバレルがいる場合はこの選出でした。動きは基本選出1とそこまで変わりませんでした。

3.トドロクツキ+サケブシッポ+@1

 晴れ展開でゴリ押ししたい場合の基本選出。

4.サケブシッポ +ハバタクカミ+@1

 ハバタクカミでゴリ押したい場合はこちらの選出。受けループは基本この選出と考えていました。

1.受けループ

 全く対策をしていないため火力でゴリ押すしかなく、日本晴れが切れると押し切れないなど問題しかありませんでした。2回しか当たらなかったのは幸運でした。

2.壁からのアシパクエスパトラ

 こちらもほぼ対策がない為、壁を貼られたら途端に辛く、クエスパトラの起点にされてしまう事が多かったです。ハッサムに瓦割りを仕込みたい気持ちもありましたがインファイトの火力も切れず難しい選択でした。

3.パーモット

 構築にパーモットより早いポケモンが居ない為、ほっぺすりすりで1匹麻痺にされ機能が止まる、電気テラスタル電光総撃連打されサイクル壊滅など非常に辛かったです。

 他にも辛いと感じる場面はありましたが特に辛かったのは上記の3つでした。

  • 【最後に】

 ここまで読んでいただきありがとうございました。構築的にはもっと勝てそうな気がしましたが、自分のプレイングスキルではここが限界だと思いました。久々のガチ対戦で精神的に疲れたので、来シーズンはオシャボ集めや色違い集めに戻って対戦は気楽にやって行こうと思います。

トドロクツキは強い。